2014年12月27日 土曜日 祈り
年賀状に載せる写真を選んでいた。 今年撮った写真も枚数がぼう大。 そこで、途中から少し手抜きをしながら、めくっていった。 そのうち「どれだけ哀しく・汚くあっても、それでも、なんとこの世は美しいんだろうか」と思うに至った。 季節を巡りて咲く花・植物たち。 路地に住まうネコや鳥や生き物たち。 カオティックに入り組んだ街と市井の人とが織り成す光景。 写真を1月からめくり、その時間の長さ。...
View Article2014年12月31日 水曜日 年越し
12月27日 土曜日 明け方泥酔で帰宅。寝て目覚めると二日酔い。 これではいかんとTBSラジオを掛けながら、横になってうなる。 夕方にやっと立ち上がり、小旅に出る。 0時過ぎてから年賀状作り。 聴いていた穏やかなラジオ深夜便から森田美由紀さん。優しい包容力のある声。 すると、なんとアッコちゃん(矢野顕子さん)のインタビュー。 テーマは「わたしの”がむしゃら”時代」。...
View Article2015年1月1日 木曜日 元旦
多くの愛する人たちへ。 ■宮原良仕子 「A Happy New Year」2013■ (原曲:松任谷由実 作品「昨晩お会いしましょう」1981収録) 発見日:2014年5月3日 (このカバーを教えてくれた友人”ハブ噛み師匠”に感謝) 本年を迎えるにあたり「こえる」という言葉を調べていた。 「超える」もあれば「越える」もある。 そこでNHKアナウンスルームのサイトに教えてもらう。...
View Article2015年1月2日 金曜日 ”現代の音楽”や”現代音楽”のことなどをつらつら
鹿児島の知覧茶が切れたので、紫香楽をおろす 今日も寒い。 そりゃそうで、この地と連なるどこかで雪が降っていることが、外を歩いていると分かる。 コートも着ないで来たが、どうやらそれもそろそろ・・・だろうか。 昨日、実家にあいさつに行って戻る夜道、耳が痛くなったし。 そう思って、東京の最高温度・最低温度を見てみる。 12月26日 金曜日 10.0℃/0.4℃ 12月27日 土曜日 8.7℃/1.8℃...
View Article2015年1月3日 土曜日 夜空の下で掃除
年末からゴミ屋敷一掃キャンペーンを、一個人で張っている。 そう言ってしまうのは、私がモノへの愛着/執着が異常だからである。 他人は他愛も無くさっさとゴミ箱に捨ててしまうものを、後生大事に取ってしまう。 草加から西尾久、西尾久からココへ引っ越す際、たった独りなのに4トン車2台が用意された。...
View Article2015年1月5日 月曜日~6日 火曜日 仕事初め・・・ハートビート・魂の響き・ほのかな光が輝く方向へ
元旦、兄がプレゼントしてくれたネコの日本画のポストカード。 堆積して層と成した部屋各所に点在した“ゴミの山”。それを少しばかり崩して“そうじ”をした。 その層の中から「そういえばこの本読んでいたなあ~」という書が、ほこりをかぶった中から出てきた。 一昨夜からパラパラめくり、昨日・仕事初めの朝から、電車の中でページを開き出している。 その本は小谷野敦(こやのあつし)さんの「退屈論」。...
View Article2015年1月7日 水曜日 1982年冬・地下室の生活より愛を込めて
今週月曜、仕事初めの日、ウォーミングアップだから早々に帰ろう。帰ってゴミ仕分けの続きもせねば。そう、思っていた。 ところが、とある一生の付き合いの先輩に誘われ、おいしいお寿司に舌鼓を打ち、おちょこでお酒をくいっと呑んでいるうちに泥酔。トイレに座って眠っていた。 年末年始、狂ってしまった一日一日のサイクル。平常に戻った初日にお酒でつまづいた。 酒疲れの溜まりは、今日もひきづった。...
View Article2015年1月8日 昭和90年1月8日備忘録
昨夜食べた”七草お茶漬け。見た目はともかく、おいしく頂いた。 いくらうすーいお湯割りとは言えど、何杯も呑んだらよくはないだろう。 眠る時間も少なくて、朝またもやアラーム音に「うううっ」とうなっていた。 さらには、朝えらくさぶくて、というのが立ち上がられなかった言い訳。 まるで座禅みたいに座って、ラジオが鳴るに任せて、お茶を一杯、味わって飲み、朝風呂の勢いを借りて出発する。...
View Article2015年1月9日 金曜日 しずかな夜の波間
昨日いったん着たコートは、今日は着ずに越える。 雑踏からは程遠く、島の帰路は、人も居ず風も吹かずにおだやかで静かな夜。 夜闇にただよいながら、イヤホンから繰り返し流れる、教授と青葉市子さんの「Curl To Me」に任せて座礁すると、闇の深いところへと入っていく。 それはキュアーを聴きながら、夜の杜へ入っていく習慣を綴った「ロッキン・オン」のライターさんが、毎夜おぼれたのであろう浄化に近い。...
View Article2015年1月11日 日曜日 今日も晴天なり
気持ちの機微は、振り子みたいで、ちょっとしたことで躁にも鬱にも動くけど。 それは、つね一秒ごとに生きていることのあかし。 じっとして心地良いときもあるけど、とどまることがよくないときには、外に出てみる。 運良く今日は晴天だし。これは達人たるネコたちの極意。...
View Article2015年1月12日 月曜日 休日と意味
クニが制定する”祝日”も、役に立つときもあれば”余計なことをしやがって”ということも多い。 2015年は、仕事初めが月曜日で、最初から一週間フルスロットルで息切れしている人も多いだろうから、今日の祝日はありがたい、という方も多いだろう。...
View Article2015年1月13日 火曜日 ~2015年冬の旅~駒込
つね街に佇んでいる自分にわかるのは、体感として昨日がこの冬一番の冷え込みだったこと。 帽子を飛ばされそうになりながら、北風の中歩く。ぎゅっと帽子をかむり。 道行く喪服の人たちが、服をはためかせながら、カラダを抱えるように丸くなり、コーヒーショップに向かって足早に小走りしていた。 自転車は倒れている。 その寒さゆえか?歩いても歩いても、あまり人に会わない。 不思議な街。風景。...
View Article2015年1月14日 水曜日 ~ 冬の蒼さ ~
こういう偶然もあるんだな、と知る。 ボニー・ピンクの昨夜の曲は、ミッチェル・フレームのプロデュース。彼はスザンヌ・ヴェガのプロデューサーでもあり、いっとき夫でもあった人。 ボニーさんの歌はよく中古CDショップの店頭で試聴するたびに、声の良さ・音と声の間合いにイイなぁとは思ったものの、そこまでフィールドを広げられる容量が私には無くて、CDを買わずに来た。...
View Article2015年1月16日 金曜日 ~ 梅は咲いたか・・・ ~
今朝の路で、初梅に出会う。 ★1月16日のインターFMより 耳に響いた曲・プレイリスト★ 09:53 「HUNGRY LIKE THE WOLF」 DURAN DURAN 10:00 「INVISIBLE TOUCH」 GENESIS 10:30 「HEAVEN'S KITCHEN」 BONNIE PINK 12:04 「HERO」 MR.CHILDREN 12:17 「SONIC MANIC」...
View Article2015年1月19日 月曜日 星空の下で
12月からだが、帰り道、星を見る機会が多くなった。 正確な星の名前は分からないが、それでもオリオン座だけは分かる。「満天の星」とはいかないまでも、東京でだって星はキレイに見える。「満天の星」などというと、ジェットストリームの城達也さんのセリフがよぎる。 それでも、脚色一切なくとも、島から見える空には、たくさんの星が見つけられる。そんな夜。 東京の空は灰色。と書いた作文を、まるで詩人と捉えて、...
View Article2015年1月20日 火曜日・深夜 愛する人よ ~衝動と懺悔と告白~
明日が早いので理由やいきさつは後に述べるにしても、何はともあれ、いたたまれなくなって当日チケットを買い・武道館へ走った。 私は、どれだけ多くのことに気付かずにいたのか?と問うヒマもなく、明日朝には濁流に飲み込まれている。それでも、というか、それだから「今」見ないといけないと思っての行動。 私は今自らにノルマを課している。可能な限り、自由で居ること。...
View Article2015年1月23日 金曜日 ~シンディ・ローパー・ジャパン・ツアー2015~
昨年からすでに在った腫瘍が肥大化し、診察の上、検査することになった20日。 結果が良性でも悪性でも切除のための手術は決まっている。血の通わない女医の詰問にたまりかねて、武道館に走った夜。 今日、MRIを終え、結果まではあと10日ある。 何をどうあがこうが結果はすでにあるのだから焦るな、と言い聞かせ、今夜も、今の幸福を味わう。...
View Article2015年1月24日 土曜日 ~1984年のビルボードチャートより~
シンディ・ローパーはいつ私の目の前に現れたんだろう?と、ゴミ屋敷の中をがさごそしながら、雑誌からビルボードのトップ10チャートのページを探しめくっていた。...
View Article2015年1月24日 土曜日 備忘録―東京と写真―
どれくらいぶりだか、渋谷にいざなわれ歩いた。 用事があるから向かったのであり、そうでもないと最近は近づかない。それは住む島を巡りながらスカイツリー付近に近付かないことに似ている。 とても局所的に何かがある点では同じだが、前者が常に移ろい・淫靡な身体を持ったカオスの街であるに対し、後者はただ塔があり・その影響が周囲をのっぺりした能面に浄化させていく。 その点で、まったく異なる。...
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