2016年2月12日 金曜日・深夜 音楽備忘録 Eno’s Life & Non Style
イギリスBBCで制作されたブライアン・イーノのドキュメントを見ることができた。 2011年のものらしい。 教授が、細野さんが、大竹さんが恋こがれたように・・・ ぼくもイーノのやることなすことに関心を寄せ、あこがれてきた。見ているうち、まるで家族みたいにしみじみしてしまう。 イーノのふだんのシーンは今までいろんな映像で見てきたが、このドキュメントにもたくさんの宝物が埋まっている。...
View Article2016年2月15日 月曜日 音楽備忘録 マドンナ“レベル・ハート”ツアー
13日土曜日、さいたまスーパーアリーナへ、マドンナのライヴを見に行く。 昨年12月のキング・クリムゾンに続いて、ただただ言葉もなく圧倒された。...
View Article2016年2月17日 水曜日 音楽おもちゃ箱 ~音楽散歩の夜~
「賞なんかショーにすぎない」と突っ張ってきたのに、16日(火)インターFMから流れていたグラミー賞に耳をそばだてていた。2014・2015とやたら聴いたテイラー・スウィフトや渋谷さん経由で昨年知ったケンドリック・ラマー、そしてボウイへの追悼カバーなど。...
View Article2016年2月23日 火曜日 「ニューウェイヴ・カセットシリーズ ⑤ 1981年12月~1982年1月」
1981年ヒットシーンの総括カセット③④とは違う⑤。 1980、1981年~82年と日々続いていく、ニューウェイヴシーンど真ん中のカセットテープ。 豊かでイマジネイティヴ、希望が詰まった選曲。これは今も有効。 ほとんどはクロスオーバーイレブンのエアチェック。 A面はすべてクロスオーバーイレブンからの録音。 B面1~2曲は夕方「軽音楽をあなたに」より。そして3曲目以降クロスオーバーイレブンに戻る。...
View Article2016年2月25日 木曜日・深夜 写真日和 「青空」
こもった天気の日が続くと、写欲をなくし全くシャッターを押さない。 月、火、水、木。はっきりしない天気が続く。(明日[まもなく]は晴れるらしい。) 雪の気配と底冷えがするから、金属のカメラをつかむ手を、ポケットから外に出したくない。 冷えの中にあと数ミリで春が間近にあるのが、気配をつかむ神経の指先には感じられるけど、まだ数ミリ足りない。...
View Article2016年2月26日 金曜日 音楽備忘録
80代後半に差し掛かろうとしてるのに、ガンガンに高音量でハードロックを掛けながら家事一切などエネルギッシュに何でもこなしてしまうお袋。さらに心底明るい声で笑う。この人がいるだけで、その場一帯の空気が瞬時に変わってしまう。...
View Article2016年2月29日 月曜日 写真日和 「ぼくの中の東京」
大阪から帰ってくると、我が島は雨降りの夜。しんしんと冷える。 こんな夜こそ、青空の下の幸福を。 第二のふるさと大阪から戻ると、体内のモードが変わる。 街の露地を縫ってずんずん歩いては切るシャッター。 だけど撮る一方で、その膨大な枚数のため振り返ることが少ない。 今夜は、東京と大阪。クツ底をすり減らし歩いた2つの街。 この2つを想いながら、昨年2月の写真をめくっていた。 ■Blue Nile...
View Article2016年3月2日 水曜日 「沈丁花かおるころ」
人は車とおなじで、エンジンとガソリンがなきゃ走り続けてはいけない。 そんなガソリンになり得るものをまさぐり探し、手に入れながら前に進んでいく。 ウソでも笑ったり、たいして興味なくても取り組んでみたり、興味持つふりをしてみたり、すること。 よく心理学や精神医学などにそんな行動療法が記載されるが、それはウソじゃない。...
View Article2016年3月4日 金曜日 「春の想い出」
3月3日 木曜日 けふも朝から地方都市で仕事。ふだんより早い電車に乗ってごとごと。 王さまが鎮座する御前会議・・・と名ばかりの会議。じぶんは主催者だがゲッペルスではない。 水曜前夜、その資料準備で遅くなる。 夜から翌朝の電車まで、(=。=)と絵文字で現せるような表情だったよう。いろいろあって気が滅入っていた。実は”いろいろ”という理由は無い。精神の浮き沈みが激しいだけ。...
View Article1975 Pink Floyd ”Wish You Were Here”
かつてシド・バレットを中心にしたピンク・フロイド。 最初1枚を残して彼がいなくなったことで、他のメンバーは、今後どうするかという岐路にいきなり立つ。 そこにデイヴ・ギルモアが現われ、その後のピンク・フロイドが進んでいく。 70年代の終わり、正確には1979年中学生の頃、ピンク・フロイドは「ザ・ウォール」と目の前に現れる。そこから後、じぶんが聞いて事実と思っていた話はこうだった。...
View Article2011.4 Liminal
先週、砂原良徳さんの2枚組「リミナル」を買った。 彼の作品では最新作にあたる。最新作と言いながら2011年4月発表。 作品自体は3・11前に制作完了している。その点では、細野さんの「ホソノヴァ」と同じ。 なんで5年経って購入したのか?理由は特にない。 あるとすれば、ネット等で知っていたそれぞれの楽曲を1枚通して聴いてみたいと思ったくらいなのか?...
View Article2016年3月11日 金曜日・深夜 音楽備忘録
昨年・渋谷陽一さんのラジオを毎週聴くことを再開し出した。 おかげで、現在進行形の音楽をたくさん知ることになり、KeepOnNowな状態がじぶんの中に広がっている。 これは仕事をするかたわら、インターFMが流れる日々が始まった2年前からの延長線上で、体内で走り出した車輪。わたしにとっての新しい車輪。 これは「サウンドストリート」ではない、2016年製の車輪とボディ。 ***...
View Articleニューウェイヴ・カセットシリーズ ⑥ 1981年12月~1982年1月
⑥のカセットも④⑤同様、ニューウェイヴでもなんでもない。むしろ相反する代物。 A面は「軽音楽をあなたに」で特集されたピンク・フロイド。先に話したベスト(?)盤的「時空の舞踏(A Collection Of Great Dance Songs)」より。 B面は、まだヘヴィーメタルという呼び方も浅いころの新譜曲が中心。...
View Article2016年3月15日 火曜日・深夜 Beatniks ”Exitentialism”
2016年3月15日 火曜日 晴れ 4℃/14℃ ヘルニアからくる眼や頭の痛み、しびれが強いここ数週。 三寒四温、春の芽が吹き出したというのに、冬に逆戻り。 つめたい雨や不安定な陽気が続き、調子を崩す。 夜、ふだん眠るより前の時間に明かりを消し、横になる。 珍しい時間。横になると、首への負担が軽くなる。身動きできない。”天上”を視て、入院中のお袋やアンビエントを発見したイーノのことを想う。...
View Article2016年3月17日 木曜日 砂原良徳”Liminal”・・・&”Liminality”
砂原さん「Liminal」を通して何回も聴く。 ネット上で各曲聴いていたときと違う聴こえ方。 作品発表当時のインタビューを再び読み、「Liminal」の語源より「リミナリティ」について考えたりする。 *リミナリティ:境界状態(人が社会から逸脱している状態)。人々が、所属する社会を移動する途中、境目。 日常生活の規範から逸脱し,境界状態にある人間の不確定な状況。...
View Articleニューウェイヴ・カセットシリーズ ⑦ 1982年1月14日
この頃になると、何本かカセットテープが同時進行する。 埋まって仕上がったものから”No(ナンバー)”をふることになる。 キング・クリムゾンの「Matte Kudasai」は、エイドリアン・ブリューが作ったスロー・バラード。 日本語の「待ってください」という言葉の響きがとても美しい、ということから産まれた曲。実際は”待っていてください”という意味。 家路を辿った先にある幸福。 ■ジョニ・ミッチェル...
View Articleニューウェイヴ・カセットシリーズ ナンバーなしB面 1982年1月12日
ナンバーを付けたカセットテープ以外に、(未完)のまま終わってしまったものがたくさんある。 エアチェックして聴いていたけど、後日とある夜、特番やライヴ番組などが迫り、手元にカセットがそれしかなく、泣く泣く上書きしてしまった。。。 というパターンが一番多かった。...
View Article2016年3月21日 月曜日 井上陽水 「United Cover2 Live」
この休み陽水さんのライヴを聴きに行く。 熱心なファン・友人MZ師が昨年観た「UC2」コンサートの話しを聞き、キップを取ってもらった。 初めてお会いする奥さんと三人という不思議な組み合わせ。 彼らにとっては2回目のライヴだったが、まったく選曲が違うらしい。...
View Article1996年2月18日 日曜日 坂本龍一 「ABC(朝日放送)朝のテーマ曲」
ずいぶんとテレビを見ない暮らしが続いていた。 物理的事情や中身への疑問など理由はいろいろだが、ここ数年、実家や病室で身近な人と選んで観る番組は楽しい。 意固地な性格はついゼロか100かに傾くが、そんな選択ばかりが重なり修行僧みたいになっていた。 極から極へという方法は正しくない。そう思いつつあった。...
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